2016-04-05 第190回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
この前も少し触れましたけれども、アメリカ合衆国の水産物表示などでは天然と養殖というこの分け方がオーディナリーであります。どういう考え方かは分かりますけれども、すなわち養殖の魚は資源を枯渇させる心配がないので食べていいんですよという考え方だろうというふうに思います。
この前も少し触れましたけれども、アメリカ合衆国の水産物表示などでは天然と養殖というこの分け方がオーディナリーであります。どういう考え方かは分かりますけれども、すなわち養殖の魚は資源を枯渇させる心配がないので食べていいんですよという考え方だろうというふうに思います。
私ども、BSE発生あるいは偽装表示の問題を契機に、農林水産省としても消費者サイドに軸足を移して、水産物の品質の確保や水産物表示の適正化等、安全性確保に向けた積極的な取り組みが必要だという決意を新たにして臨んでいるわけでございます。
現在水産庁では、水産物表示検討会を設置いたしまして、具体的に原料原産地表示の基準策定を行っていくべき品目を決定いたしております。その中で所要の手続に次第にのせていく。現在のところでは、パブリックコメントを聴取中のものがかつお削りぶしというふうになっておりますし、それ以外のものにつきましても、順次必要に応じた検討を行っていきたいと考えております。
また、水産物につきましては、水産物表示ガイドラインでは、国産品につきましては県名、地名または海域名の表示としているわけでございます。
○鎭西政府委員 水産物表示ガイドラインが制定された経緯、背景は委員御承知のとおりでございますので省略をさせていただきますが、昨年の八月四日に財団法人食品流通構造改善促進機構というものが一定の魚種につきまして、品名、産地、解凍のものである場合には解凍等の表示、養殖物である場合は養殖等の表示を必須表示事項とすることを主な内容といたします水産物表示ガイドラインというのを制定いたしまして、関係業界に通知したところでございます
これを各卸段階、小売段階、あるいは大手のメーカー等々に守っていただこう、こういうものでございまして、まだ実施後日が浅いわけでございますけれども、私どもとしてもこれの普及というものが非常に重要であろうという認識で、その表示ガイドラインの実施状況調査、あるいは説明会の開催だとか、普及の資機材の作成、配付、表示の資材でございますが、そういうものを末端の小発サイドに配付するというようなことを内容といたします水産物表示普及定着事業
平成三年度の予算で品質表示のガイドラインを設けるということで、水産物表示実態調査費ということで八百八十二万円計上されたということを伺っておりますが、青果部門では四月からガイドラインを設けているわけですね。ぜひ水産物にもこういった表示をさせるようにお願いしたいと思います。特に、相対取引ではないスーパーなどでは、消費者が選択する際の判断材料としてこれは不可欠だと思うわけです。